フリーランス・個人事業主

こんなライターさんは単価アップしたい!発注者目線で語る単価を上げるコツ

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どーも、岡田(@dang0821)です。
2017年に脱サラし、今はブログで生活しています。
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僕は現在10人以上のライターさんにブログ記事作成のお仕事を依頼させていただいていて、過去も含めると100人以上の方にお仕事を発注してきました。

これだけ多くの方とお仕事をしていると、やはりライターさんによって印象が違い、

  • この人は単価を上げてでも継続してお仕事をお願いしたい!
  • 今回限りで次回からは別の方に発注しよう……。

と大きく評価が分かれます。

ライターさんの単価が安すぎるというのはたびたび問題になっていますが、中には高単価で仕事を受注している人がいるのも事実。

そこでこの記事では、「こんなライターさんには単価をアップしたい!」と思う特徴を発注者目線で語れば需要があるのでは?と思ったのでまとめてみますね。

シンプル!発注者に利益を出させれば単価は上がる

最初に結論を言うと、発注者の利益を上げることが単価アップの1番の近道です。

当然、発注者はライターさんにお願いする金額以上の利益が見込めるからお金を出してまで仕事を依頼しています。

その上で、さらに見込んでいる以上の利益が出るとなると、何とかその優秀なライターさんをキープしたいので、単価アップを検討する可能性が高いというわけです。

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例外はありますが、基本的にはお金を稼ぐためにやっている人が多いと思うので、ここは1番重要な部分ですね。
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ちなみに、利益を上げるというのはお金以外でもかまいません。

例えば、

  • 長くお仕事をしてもらっているので、新規でライターさんを雇うよりも教育コストがかからない。
  • 納品ペースが早いので、事業が加速する。
  • 滞りなくお仕事を行ってくるので、空いた時間で他のビジネスに打ち込める。

など、時間的な余裕を生み出すことが出来れば、それはお金に値するほどの価値になります。

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実際僕も長く継続してくれているライターさんは単価を上げています。
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利益を上げるためにライター側からやるといいこと

では、どうすれば発注者の利益を上げることが出来るのでしょうか?

僕がライターさんとお仕事をしていて、「こういうライターさんは素晴らしい!」と思った具体例を挙げておきますね。

積極的に改善案を求める

ライター

僕の場合はそこまで予算がないので初心者の方を採用することが多いです。

なのでどうしても文章を修正してもらうことが多く、そうなると少し手間がかかるんですよね。

細かい修正点は僕が直したりもするので、外注化しているのに結局けっこうな時間がかかってしまうことも……。

そんな時、成長意欲の強いライターさんはどんどん修正点がなくなり、編集の手間がなくなるので他のライターさんと比べて費用対効果が高くなります。

そうなると単価を上げて当然かなと思いますね。

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僕も昔ライターをしていた時、「これほぼオレのブログやん!」ってぐらい修正点もなく、テーマ・タイトル・見出し・画像も全て編集して公開して内部リンクを貼るところまで行っていたんですが、その時は文字単価約4円ほどまで上がりました。
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要求以上の仕事をする

ライター

僕は基本的には文章のみお願いしているのですが、言ってもいないのに画像を添付してくれるライターさんがいました。

特にレビュー記事やフリー素材の少ないようなテーマは画像を用意してもらえるとすごく助かるので感動しました!

他にも、リサーチは僕の仕事なんですが、知人に聞き込みをしてから記事を書いてくれる方もいます。

このように契約にない仕事までカバーしてくれるライターさんは、契約以上の報酬をお支払いしようかなと思いますね。

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心理学的にも「返報性の原理」と言って、何かをしてもらうとお返ししたくなるという心理があります。

何か欲しい場合はまずGIVEすることが大事ですね。
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足りない部分をフォローする

僕に無い知識、スキルを持っている方は価値を感じるので単価を上げようと思います。

例えば僕は英語が全然しゃべれないんですが、英語にめちゃくちゃ詳しいライターさんがいれば、英語サイトも作れます。

その場合1人では参入できなかったジャンルのサイトが作れるのでキャッシュポイントが広がりますし、リライトも自分ではやりづらいので、そのライターさんへの依存度が高くなり、結果単価も上がりますよね。

逆にこれはNG!単価ダウンどころか契約解除も

良い例を挙げたのでダメな例も紹介しておきますね。

コピペや態度が悪いなどは論外として、たまーにいる「この人に継続でお願いするのはやめとこうかな」と思うライターさんの特徴です。

納期を守らない

記事を納品する期限に遅れるのはコピペと同じぐらい論外です。

特に急を要する記事だと遅れられると致命的なので、契約解除もあり得るレベル。

なので僕は納期に遅れると厳しいような仕事は基本的に依頼しないのですが、普遍的なテーマであったとしても、「納期に遅れる=優先度が低い」ということなので、本気で仕事に取り組んでいないんだなと思ってしまいます。

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本気で取り組んでいない人に単価を上げようとは思いませんよね……。
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何度も同じミスをする

  • 修正点を伝えたのになかなか直らない
  • 以前お願いした内容を忘れている

という場合、そのたびに注意しないといけないので、すぐに直してくれるライターさんに比べて手間がかかります。

僕はどうしても直らない場合はその人のレベルに合わせてテーマを変えたりもしますが、細かい修正点が複数回直らなかった時は自分で直してUPして、次回以降お願いしない、という風にすることも少なくないです。

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何度も注意するのはこちらもエネルギーを使いますし、改善されないことに時間を割くのはもったいないですからね……。
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利益に繋がらない

しっかり仕事をしていただけている場合、それでも利益が出ないのはリサーチが甘い発注者の責任だと思います。

そこを大前提とした上で、僕の場合は少しでも興味のあるテーマのほうが良い記事になるだろうと思い、ある程度絞った上でライターさんにテーマを決めてもらうパターンもあります。

その際、ちょっとマイナーすぎたり、あまり収入にならないようなテーマを選んでしまうライターさんは、こちらも慈善事業ではないので報酬を上げづらいというのが本音です。

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上記の例は少し特例ですが、記事の種類やジャンルには収益性の高いものと低いものがあります。

報酬が出やすいジャンルやCV記事のライティングを受けるようにすることで、より高い単価を見込めると思います。
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ライターの単価を上げるのは自分次第!

僕自身ライターさんにお仕事を発注させていただいているので、ライターという仕事は素晴らしいものだと感じています。

と同時に、クラウドソーシング系のサービスを見ていても、「ライターの単価は安すぎるな……」とも思います。

ただ、発注者側の意見となってしまって申し訳ないのですが、どこも潤沢な予算があるわけではないですし、安くで発注できるならそれに越したことはないと考えるのは当然なのかなと。

とは言え、僕を含め多くの発注者さんは「出来ることなら優秀なライターさんには単価を上げてあげたい!」と思っているはず。

となれば、単価を上げるためには発注者の利益を上げることが1番。

そのためには、「ただ与えられた仕事をやればいいやー」という受動的な態度ではなく、「一緒にメディアを作っていく」という姿勢で臨むのがいいのかなと個人的には考えています。

先日長くお仕事をさせてもらっているライターさんから嬉しいお言葉をいただきました。

この方は始めの時と比べ単価を3倍以上に上げさせていただいています。

僕もそれ以上の利益が出ていますし、WIN-WINの関係が築けているのかなと勝手に自負しています。

お互いがプラスになるよう、発注者・ライター両方が向上心を持って取り組めるといいですね!

-フリーランス・個人事業主